御岳山から大岳山への往復縦走記録

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今回は5月末に御岳山~大岳山を往復縦走した時の事を書いていきます。


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時刻は朝6時半!

 

まずは電車に乗って御嶽駅へと向かいます。

既に3~4年程前に一度行ったことがあるのですが、その時は御岳神社に用事があっただけで特に山への興味はありませんでした。当時はただ「何も無い山奥に行くのめんどくさー」と思っていただけでしたね。(笑)

 

しかし今回は純粋に山を楽しむために登っていきます!

 

いきなりトラブル発生?

千葉から出発して電車に揺られる事1時間。御嶽駅に到着!!

 

いやー登りに行く上で一番面倒臭いのが移動時間なので、1時間で着くのは嬉しいなぁ-!

さて、確かここからバスでケーブルカー乗り場まで行くはずだけど、バスはっと・・・

 

・・・うーん・・・?

何か住宅地だらけで山に行こうって雰囲気全然無いなここ。こんな所だったっけ・・・

 

 

 

そういえばザック背負った登山客っぽい人が自分一人だったんだけど・・・あれ?

 

まぁいいや、ちょっとグーグルマップでバス停の位置を探すか。

 

 

 

・・・あれ?

何か駅周辺の地図も違う・・・。

 

 

 

おかしいなー駅はちゃんと「御嶽山駅」ってなってるのに。

 

 

 

ん・・・「御嶽山駅」?

目的地は確か「御嶽駅」だったはず・・・

 

 

 

そうです。

都内に住んでる方は知っているかもしれませんが、

ここ実は「御嶽駅」じゃなくて「御嶽」だったんですよね!

 

はい、これが御嶽山駅と御嶽駅のそれぞれの場所です!

思いっきり街中!

や、やらかしたー・・・orz

 

 

なんなんだよその名前・・・どっちかっていうと「山」付いてる方がそれっぽいじゃん・・・。完全に騙されたよ・・・。(←ただの確認不足)

 

そもそも千葉から1時間で奥多摩に着く訳無いじゃん!まずそこに気付けよ俺!

 

 

ちなみにこの御嶽山駅の駅名の由来は、長野と岐阜の間にある「御嶽山」から来ています。

駅のすぐ近くにある「御嶽神社」が御嶽山を奉っているからなんだそうで。

なるほどなー。

(でもそれなら「御嶽神社前駅」とかで良いんじゃない?とも思ったり)

 

勘違いしてここに来ちゃった人、きっと他にもいるよね。

 

 

・・・いるよね?

 

御岳山へ向かう

早朝の涼しい内に出発したはずなのにもう太陽が昇って暑くなってきてる・・・

なんかもう面倒くさいなぁ・・・とも思ったんですが、登る気満々で出発したし帰ってもヒマなだけだったので、とりあえずルートを調べ直して本来の目的地『御嶽駅』へ向かう事に。

自宅から御嶽駅は大体2時間程ですが、この御嶽山駅から御嶽駅へも大体2時間掛かるようです。

距離的には近づいてるはずなのに所用時間一緒って・・・

ただ時間と交通費を無駄にしただけだった事に気付いて余計にガックリ。

 

 

気を取り直して電車に揺られる事2時間。やっと御嶽駅に到着。

時刻は既に10時過ぎ。

 

そこからバスを経由してケーブルカー乗り場となる滝本駅へ到着。

バス停から少し坂道を登ると、乗り場の建物が見えて来ます。

 

が、既に建物の外まで伸びるケーブルカー待ちの行列が・・・

週末+10時過ぎということで混むのはまぁ想定内。

とりあえず券売機で往復の切符を購入して並びます。

↓料金設定は以下の通りでした。

※ちなみにここ、交通系電子マネーがそのまま使えるので、事前にチャージしておくと切符を購入する手間が省けるので便利です。建物内にもチャージ機はありますが、券売機横では無く入場口の手前(並びのほぼ先頭付近)にあるため、混んでいると行き辛いです。

 

ケーブルカーは結構な並びでしたが、増便してくれていたお陰ですぐに乗事ができました。後、ケーブルカー自体の収容人数も意外と多いので、外まで並んでてもそのまま乗れる場合があります。

 

御岳山駅から縦走スタート


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午前11時10分より縦走開始です。

 

今回は武蔵御嶽神社に用は無いので、スルーしてどんどん進みます。

 

スタートから約30分。ケーブルカー乗り場から3.1km地点まで到達。大岳山までは2.2km。

到着が遅れたのもあってだいぶハイペースで進んでいます。

早歩きではありましたが、この辺までは道がほぼ平坦なので非常に楽な道です。

ただし、ここから上り坂が増えてきます。

 

 

地面の石も大粒になってきました。

 

実はこの縦走前に登山靴を買っており、今回が初使用になります。

今まではスニーカーだったので、こういった石だらけの道は足の裏が痛くなったりバランスを崩して面倒だったのですが・・・

 

石を踏んでも全然痛くならない!

ミッドカットなので足首あたりの安定感も凄いです!

買ってて良かった登山靴。

 

私は1万2千円位で比較的安めの物を購入しましたが、この値段のものでも十分に効果を実感する事ができます。

ちなみに近所の靴屋の店頭では1万7千円で販売されていました。履き心地もこのお店で事前に確認済みです。

お店には申し訳無いですが、3割近くも価格差があったらさすがに買えないですよね。

 

 

山頂手前からは岩場が何カ所か出て来ます。

※「岩場」とは書いていますが、足場もしっかりあって鎖やロープを使う様な本格的な岩場ではありません

というか「滑落注意」って書かれると意識してしまって余計怖いんですけど!

あえて意識させる事で慎重に進んでもらうって寸法か。賢い。

 

 

更に進むと、崩れた様な跡のある道が。

軽い崖崩れかな?折れ曲がったパイプが生々しくてちょっと怖い。

大きな岩も落ちて来てますね。

 

岩のせいで道がだいぶ細くなっていましたが、人一人分が進める幅は何とかありました。

滑ってそのまま斜面に落ちない様に注意ですね。

まぁ5ヶ月ほど前(2018年5月)の話なので今はどうなっているのか分かりませんが。

 

 

そして12時40分(スタートから1時間30分)、大岳山山頂に到達です。

どの山が見えているのかサッパリ分かりませんが、景色は最高でした!

今度は地図持って行こう。

 

 

ロックガーデン経由で下山

帰りはロックガーデンを経由して帰ります。

 

ロックガーデンの分岐に入ってすぐに綾広の滝が見えて来ます。

正直、滝より右側の岩壁の迫力が強すぎてそっちに圧倒されますね。

 

下から撮影

 

 

ここから暫く川沿いを進みます。

 

 

途中で振り返って撮影。

神秘的な雰囲気で素晴らしいですね。

 

七代の滝の方は・・・今回はスルーで!

 

 

最後に天狗岩の横を通ります。

この岩は裏側に回ると鎖場が設置されていて、一応登ることができます。

ただし、どこかに通り抜けができる訳では無くそのまま往復してくる形のため、時間帯によっては混むため並ぶ必要あり。

人の居ない時に自分のペースで登りたいと思ったので、今回はこちらもスルー。

 

 

最終的に14時30分頃に下山となりました。往復約3時間30分ですね。

朝の時間ロスを考えて若干巻きで行動していたのですが、思ったより早く往復する事ができました。これなら七代の滝に寄ったりと、もう少しゆっくりできたかも・・・。

 

というか元々行きは鍋割山を経由する予定だったのですが、どこかで分岐を間違えていた様です。富士山の展望が良いらしいのでぜひ寄ろうと思っていたのに残念。

 

感想

元々のスタート地点の標高が高かった(ケーブルカー乗り場=831m)ので、大岳山への縦走といっても高低差400m程度のハイキングコースです。

山頂まで片道2時間は掛かりますが、その分坂が緩やかなのでだいぶ楽に登ることができました。

ただし山頂直前は岩場が一段と多くなり、段差も高くなります。体を大きく動かす必要があるため、個人的にはここが一番辛かった箇所です。

 

大岳山からは更に御前山、三頭山と奥多摩縦走ができるみたいなので、いつか機会があれば挑戦してみたいと思います。

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