
ヤマノススメに影響されて今年の3月から山登りを始めた私ですが、ある意味目標とも言える富士山に今年の7月末に登ってきました!
基本的には雪解け~降雪までとなる7~9月中の限られた期間しか登れない富士山ですからね。
今年を逃すとまた1年後になってしまう・・・という訳で、決心を固めた訳です。
まぁでも「夏の富士山は初心者でも簡単に登頂できる」という評判通り、登った後の感想としては道が単調で面倒くさいというだけで、時間さえ掛ければ楽な方かもなーと思いました。
6月に登った鷹ノ巣山(奥多摩)の方がよっぽど心折られそうになる位キツかった気がする。
そして本当はさっさと記録書いて、これから登る方の参考にしてもらおうと思っていたんですが・・・もう8月も後半でシーズンオフまで残り僅かになっちゃいました。
まぁ来年登ろうとする人の参考になればいいかな・・・。
スケジュール
まずスケジュールについてですが、2泊3日で以下の様な感じの予定を組みました。
[7月26日(木)]
富士山5合目吉田口行き、9時発~12時前着のバスに乗る。(吉田ルート予定)
12時~13時は適当にうろついて5合目で体を慣らす。
15時に7合目の山小屋に到着。
翌日まで時間をつぶす。
[7月27日(金)]
混雑回避のため、深夜2時頃に山小屋を出発。
4時半頃に8~9合目の適当な所でご来光を見る。
6時頃に登頂し、お鉢巡り(所要時間1時間程度)をする。
7時頃に下山開始。
11時頃に5合目着。
12時~13時頃に予約している河口湖のホテルに荷物を預ける。
夜まで温泉行ったり観光をして過ごす。
[7月28日(土)]
朝は早めにホテルチェックアウト。
帰りのバスの時刻まで三ツ峠に登ったり、河口湖観光をして過ごす。
17時発のバスにのって東京に帰る。
せっかく千葉から片道3時間以上も掛けて行く訳ですからね。
しっかり観光もしたいと思いこの様なスケジュールにしてみました。
が、
2週間近く晴れ続きだったのに直前でまさかの台風が発生。
28日の土曜日は直撃するという予報が発表されてしまい、ホテルはキャンセル。バスの時刻も急遽27日の夜に変更することに。(幸い27日は終日天候が荒れる事も無い感じだったので良かったです)観光予定が丸々潰れる形になってしまいましたが、まぁメインである富士登山の方に影響が無かったのが幸いでしたね・・・。
富士登山に向けたトレーニングなど
初心者でも登れるとは言え、トレーニングするに越したことは無い!その分体力的に余裕もできるからね!
・・・という事で直前に高尾山でも登ろうかと思っていましたが、暑すぎたので断念。天気は良かったんですけどね。
「標高は100m上がるごとに0.6℃下がる」
と言われているので、高尾山や陣馬山なら少しは涼しいのかなー。
なんて考えていたんですが、ニュースを見ていたら高尾山山頂?で38度を観測したとかいうニュースが。低すぎるとあまり影響無いのかもしれないですね。(もっとも登山道は木々で直射日光が遮られているので、その分涼しいとは思いますが)
登山トレーニングの代わり・・・には全然なりませんが、普段の生活でエスカレーターやエレベーターを使う場面は全て階段に置き換えたりはしていました。
装備・荷物の用意
そして最も大事な装備、荷物の用意ですが、今回持って行ったものがこちら。(一部省いてます)
① ・・・ バックパック(55L)
② ・・・ 岩場用手袋
③ ・・・ 携帯用充電バッテリー
④ ・・・ タオル2枚(速乾性化学繊維タオル1枚、綿タオル1枚)
⑤ ・・・ 雨具上下
⑥ ・・・ 厚手のウインドブレイカー(雨具にも代用可)
⑦ ・・・ 替えのシャツ2枚(長袖、半袖各1枚 両方速乾性の化学繊維タイプ)
⑧ ・・・ 軽量ダウンパーカー
⑨ ・・・ トレッキングポール
[その他(上記以外)]
⑩ ・・・ 着替え(下着1日分)
⑪ ・・・ 洗面道具(歯ブラシ、電動ひげ剃り)
⑫ ・・・ ヘッドライトと予備電池(単三2本)
⑬ ・・・ 地図やパンフを保管するためのファイルケース
⑭ ・・・ 食料(ドライフル-ツ1袋300g、チョコバー1本、飴玉1袋)
⑮ ・・・ 飲み物(アクエリアス2本、水1本)
⑯ ・・・ ウェットティッシュ×2、汗拭きシート
⑯ ・・・ ゴミ袋、ティッシュ、絆創膏
以上。
山小屋1泊+温泉用とはいえ、改めて見ると結構な量の荷物ですね。(持ちすぎ?)
全部込みで大体7~8kg位です。
ちなみに結果から言うと、⑥の厚手のウィンドブレーカーは使いませんでした。
まず想定していた防寒対策としては、
「ちょっと肌寒いかな」程度の時は⑤の雨具を羽織り、
「それなりに寒いかな」の時に⑥のウインドブレイカーを、
「かなり寒い!」の時に⑦のダウンパーカーを着て、その上から⑤を羽織る。
という想定でした。
実際はですね、「暑い」or「くっっっっっっっそ寒い」の二つしか無かったので中途半端なウインドブレーカーは使う機会が無かったんですね。正直「かなり寒い」の想定着衣でも寒すぎたので、ホッカイロを持って行くべきだと思いました。
サイズ的にあんまり余裕が無かったので、ウインドブレーカーの内側にダウン着るのが難しかったのも理由の一つです。
ちなみに、これ意外と重くて500gはあるので、持って行った事を軽く後悔・・・。
まぁこういう失敗を重ねて経験を積んでいくものですからね。
これはこれで良かったのかもしれない。
飲み物については「途中の山小屋で買えるから1本常備すれば十分」という意見もありますが、高いんだもの・・・その分お土産や下山後のグルメに充てるよ!という事で最初から必要分を全て持って行く形にしました。
上では自宅から3本持って行っていますが、5合目で1本追加購入(200円)しているので計4本ですね。
さて、準備編についてはこの辺で終わりです。
次から登山編になります。
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